————数年ぶり、、、
いや、十数年ぶりの読書ブームが到来した。
本を読むことがこんなに楽しかったなんて、忘れていた。
子ども達が夏休みに入り、図書館に行く機会が増えたのもあるかな?
ついでに自分の仕事も夏休み中につき、今はセーブ気味なので、次から次へと本を買ったり借りたり読み返したり。
とにかく、現世から一歩離れることの出来る、楽しみが出来た。
エッセイと、小説を2作同時読みをしながら、合間でアマプラやネトフリでドラマや映画。
・・・我ながらどれだけ現実逃避したいのやら。
実は三島由紀夫について、私自身少々誤解していた節があり、
ちょっと思想が強めな、私が好きなタイプの作家ではないんじゃないかと、なんとなーく読むのは良しておこうと、そっとしておいた作家だった。
久しぶりに太宰治の「人間失格」を読んで、太宰治と同時期に生きた真逆といってもいいような作家・三島由紀夫の作品を読んで見たくなり調べたところ、
まず「仮面の告白」を読んで見ることにした。
これが、意外にもとても面白くてびっくりした。ほぼ一気読み。
もっと若い頃の自分がこれを読んでいたら、、、深く理解できたかな?
深くは理解出来なくとも、衝撃は受けたはず。
細かく丁寧に、その人物のみならず、背景までもが頭に綺麗に描写できるような語り口が魅力なのだろうか。
まだこの作品しか読んでないので、三島由紀夫について語るのはおこがましいのでやめておくが、
面白かったので、読んだことがなく、刺激が欲しい人にはいいかもしれない。
ぜひぜひ(^^)