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うちの子が川崎病になった時のことーその3ー

さて、話は我が子の発熱などの症状は、川崎病で間違いないだろうと診断がくだった日である。

 

治療をどのように行っていくのか、医師より丁寧に説明を受けた。

 

簡単にいうと、なんらかの原因で体内を流れる血液が炎症を起こしている状態のため、この炎症を抑えるための治療を行っていくということ。

 

まず一つ目の治療は、免疫グロブリン療法」というもの。

 

これは、献血の時に得られる血液を遠心分離機のようなものにかけると、赤血球・白血球・血小板・血漿に分離される。

 

この分離した時に出た血漿の中に、抗体が入っており、この抗体を治療に使えるようにしたものが、この「免疫グロブリン療法」というわけだ。

 

軽度の川崎病であれば、だいたいこの治療を行えば軽快し、10日ほどの入院で退院できるということだった。

 

これで軽快しなければ、次の段階の治療法として、

 

血漿交換療法」または「ステロイド療法」。

 

・・・ステロイドはやはり強い薬と聞くし、そこまで使うのはやはりかなり重症な患者なのだろうな、というイメージだった。

 

我が子はそこまでに至るほど重症なのかどうかもまだ分からない状態であったので、そのあたりの説明はおおまかに説明を受けた、という風だった。

 

発熱5日目で発疹が出始め、すぐに免疫グロブリン療法」を開始した我が子。

 

これをまず1本注入。

 

その夜、我が子のぐずり具合はピークに達していた。

 

夜中も「体がかゆいような、おかしいから、なんとかして!!」と泣き叫び続け、

 

病室のベッドの上で、とにかく傍についてることしか出来ない私。

 

発熱6日目、7日目くらいまで発熱も発疹もこの状況が変わることはなく、

 

ついに、発熱7日目あたりにもう1本免疫グロブリンを追加で注入することとなった。

 

数年前なので、7日目だったか8日目だったか記憶にズレがある可能性があるが、そのあたりだったはずである。

 

2本目の注入を終え、その翌日。

 

なんとそれまで続いていた高熱がスッと微熱まで落ち着いた。

 

そして、我が子の一番辛そうだった発疹がひいてきたのだ。

 

しかし、その後様子を見ていたのだが、37.6~37.8度ほどをの微熱が治まることはなった。

 

実にその状態で3日ほど経ったと思う。(もしかしたら4~5日?)

 

熱が平熱に戻らない。

 

しかも、目は充血して赤いまま・・・

 

医師の判断として、目の充血が取れないことと微熱が続いていることから、免疫グロブリンを1本の半量だけ注入してみようかということだった。

 

血液検査の炎症反応もその時点ではまだ基準値にはなっておらず、

 

1本の半量分、追加注入することとなった。

 

※当時の記憶が曖昧ではっきりしない部分があり、すみません・・・💦

 

つづく。